基本理念・運営方針・養育目標
施設の基本理念
児童一人ひとりが施設に住まい、地域社会の人々に見守られながら「地域社会の一員」として成長していくことを通して、ごく普通の人間として自己を肯定し人との相互的な関係を基礎とした安心・安全な「暮らし」を営めるよう援助します。そして児童一人ひとりの持つ「力」を信じ、その「力」を強化・育成していきます。
- 児童一人ひとりの心身の成長を支援し、児童の「いま」のありのままを受け止め、児童が自己を肯定できるよう暮らしをつくりあげていきます。
- 児童一人ひとりが人間としての尊厳を持つ存在であることに敬意を払い、児童自身の意思表明と他者との共同の暮らしへの「参加」を通じて児童一人ひとりの人権を擁護することに努めます。
- 児童一人ひとりが「ありのままの自分」で過ごせる養護、養育の場として、安全で安心な暮らしを児童とともにつくりあげていきます。
- 児童一人ひとりが持つ「生活文化」や生活の中で持たざるを得ない「問題」に寄り添い、児童自身が判断し行動をすることを通した課題の解決や課題の軽減を援助します。
- 施設に住まい、「地域社会の一員」として生活体験を重ねていくことを基礎として、児童一人ひとりが将来自分自身にもっと適切な「自立・自律した社会生活」を営めるよう援助します。
- すべての援助・支援を児童一人ひとりの「力」を信じ、その力がより発揮できるようなアプローチを通じて行い、児童一人ひとりが持つ問題解決できる「力」を強化・育成していきます。
施設の運営方針 〜児童のアイデンティティを求めて〜
◇勇気=変えていく勇気
◇冷静=変わらないものを受け入れていく冷静さ
◇知恵=変えていけるものと変わらないものを見分ける力
養育目標
- 心身ともに健康な人に
- 意欲のある人に
- 相手を思いやり、自分を大切にできる人に
- 社会のために役立つ人に